日々是精進

アラフォーOLの日々是思うこと

ホッとする。

帰りの新幹線に無事乗り込むとホッとする。

 

休日の夕方の東京駅といったら、とんでもないカオスだ。お土産とお弁当を無事買い込み、席につくと本当にホッとするのである。

一人旅は楽しいが、楽しいのは自分がたてたスケジュールを確実に履行できるからかもしれない。

 

行きの新幹線で宮部みゆきの「楽園」上巻を読む。結末が気になって仕方ないが、上巻を読み終えたらタイムアウト。東京駅である。

ランチで中華料理を食べ、身体が暖まる。

一番街をうろうろし、移動してホテルへチェックイン。新橋演舞場へ行き、歌舞伎を見る。ずいぶん悩んだ東京行きであったが、3日前に決心し、歌舞伎チケット、ホテル、新幹線を手配した。歌舞伎は後援会の戻り席なのか、良い席が空いていたのでラッキーだった。

とにかく、海老蔵の「源平布引滝 義賢最期」を見たかった。愛之助のを以前見て、立ち回りにえらく感心したのだ。贔屓の海老蔵が義賢を演じるというので、ぜひ見たかった。海老蔵は、本当に姿が美しい。鼻筋が通っているので白塗りの横顔が本当に美しいのだ。義賢は病気ということになっているが、病鉢巻をした海老蔵はやつれて凄みがあり、また、悲壮感が漂っていた。いつ見てもハラハラする戸板倒しも圧巻であった。

 

市川右団次丈、右近丈の襲名公演であったので、あやかって「襲名膳」を頂く。「口上」での右近丈の可愛らしいこと。か細い声だが、間違えず、しっかりと口上挨拶をした。

 

翌日はどこかの神社にでも行こうと思ったが、寒そうだったので、無理せず朝をゆっくりと過ごし、国立劇場へ。菊五郎一門は毎年1月に国立劇場で通し狂言をやっている。 今年の「しらぬい譚」も花形の鏡をめぐる、お家騒動、復讐、宙乗り、昨年末流行した例のあの人、最後は恒例の手ぬぐい投げと、見ごたえのある作品であった。しかし、本当に菊之助は美しいし、上手い。蜘蛛の糸を撒き散らす宙乗り姿の怪しいことよ。

 

雨に降られながら国立劇場を後にし、新丸ビルで「自分へのご褒美」を買う。もう出発の20分前である。なんとか新幹線の自分の席に着くと、すぐに出発である。「楽園」の下巻を一気に読む。読み応えはあったが、良い意味でなんともいえない読了感であった。

 

楽しい休日が終わってしまった。明日は1日ゆっくりしよう。

 

 

 

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